不妊相談
不妊相談について
女性の不妊に関するご相談にも
広くお応えいたしております
当クリニックでは女性の不妊に関するお悩みについても広くご相談いただけます。
まずは妊娠に向けたご自身の身体の健康チェックなど、不妊治療のファーストステップをともに力強く歩み出すためのお手伝いをさせていただきます。
体外受精や人工授精等の高度生殖医療に関するご相談についても、専門の医療機関のご紹介など手厚くサポートいたします。
お一人で悩みを抱え込まず、焦らずご一緒に一歩ずつ確かな道のりを進んでいきましょう。
不妊症とは
「不妊」とは、避妊を行わない正常な夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、一定期間妊娠が成立しない状態を指します。世界保健機構(WHO)および日本産婦人科学会ではこの期間を1年と定義しており、この期間を過ぎてもなかなか妊娠ができない状態を「不妊症」と呼んでいます。
一般的に妊娠は半年で65%、1年で約80%、2年では約90%以上の方が成立すると考えられていますが、不妊症が起きる原因については男女ともに非常に複雑多岐にわたると推定されており、さまざまな研究が今もなお各国の研究機関において続けられています。
日本において不妊症とみられるカップルは約20%程度存在していると考えられております。
不妊治療に関する当クリニックの方針
当クリニックでは必要な各種検査をはじめ、タイミング指導や産み分けについてのご相談に広くお応えいたしております。
検査について
不妊の原因がどこにあるのかをまずは詳しく探るための各種検査をご用意いたしております。
不妊に関する検査例(一部)
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内分泌検査(ホルモン検査)
血液中のホルモン量を測定する検査です。卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)など妊娠に不可欠となる各種ホルモンの数値を詳しく分析し、異常の有無を調べる検査となります。 子宮や卵巣の機能不全や排卵障害など、不妊の直接的な原因がわかれば適切な治療を開始することが可能となります。
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クラミジア検査
不妊の原因となりやすいクラミジア感染の有無を調べる検査となります。女性はクラミジアに感染していても自覚症状が乏しく、気づかぬうちに感染が広がっている可能性もあります。長期にわたる感染は、特に子宮内膜や卵管に深刻なダメージを与える危険があります。
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超音波検査(エコー検査)
超音波を用いて卵巣内にある卵胞の大きさや排卵状況の確認、子宮内膜の様子や筋腫、ポリープの有無等をリアルタイムに確認できる検査となります。
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子宮がん検査
子宮内にあるがんの有無について分析いたします。発症がみられる場合には、まずはがん治療が最優先課題となります。
タイミング指導
医学的見地に基づいた妊娠しやすい最適な時期を選び出し、性交を行う方法をご指導させていただきます。排卵時期を正確に予測することで、より効果的な性交渉のタイミングを導き出すことができます。
生殖医療に特化した高次医療機関とも密に連携し、患者さんの大切な思いを繋ぎます
当クリニックの院長は不妊に関する知識も豊富に有しており、さまざまなケースに基づく力強いサポートを行っております。
体外受精や人工授精などといったさらに高度な治療をご希望される患者さんにおかれましても、近隣の専門医療機関へと随時ご紹介いたしております。
中でも当クリニックとセミオープンシステムを結ぶ杉山産婦人科では、高次生殖医療を専門に取り扱う生殖医療科が設けられており、当クリニックからも切れ目なくスムーズな治療実現に向けた取り組みを展開いたしております。